啓蟄
桃のつぼみがほころび、花が咲き始める頃ですね。
花が咲くことを、昔は
「花が笑う」
といったそう・・・

花が笑う。先人たちの季節のたとえは美しいですね。
一雨ごとに春になり、暖かな日差しが降り注ぐ
春は花だけではなく、人も笑顔になる季節です。
素敵で楽しい春にしたいものです。
さて、ちょっと話は変わりますが
神社でも、3月のはじめ頃になると毎年大きな蛙が冬眠から目覚めます。
今年も、夜になると「クックックック・・・」と鳴くようになりました。
私が嫁にきてから毎年欠かすことがなく、その鳴き声は聞くことができました。
毎回、梅雨頃になると、義母が裏木戸を開けると、のっそりとその蛙に出くわし
「キャーっ!!」っと一声あげるのが毎年の恒例行事(笑)
でも、ここしばらく聞こえていた鳴き声が聞こえなくなり
どうしなのかな?と思っていましたら
先日、弁天池にて卵を産んで息絶えていました!Σ( ̄ロ ̄lll)
蛙の寿命は10年くらいらしく、きっと寿命だったのかと思います。
毎年毎年、沢山の卵を産んでいた蛙さん。
また子蛙たちが弁天池に卵を産む日も来るかと思います。
当神社の弁天社には竜神様もお祀りされていて
子授けの御神徳もあると言われてます。
きっと、蛙さんも御神徳を受けて沢山の卵を産んでいたのかも
と思ったり・・・
こんなことを綴っていますが、実は弁天社には
「蛙」が何故か祀られているんです!
なんとも不思議です。
不思議というより、神秘的だとも思ってしまいます。
必然なのか?偶然なのか?
そんなことを思いながら、今日はこのへんで。。。(*^-^*)
更新:2015/03/11