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装束いろいろ

神社に嫁いで知ったことは沢山あるのですが

今日は神職の装束について書いてみます。

 

よく神職がご祈祷やお祭りの時に着る装束

色とりどりで美しい模様が織り込まれています。

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これは狩衣(かりぎぬ)。

階級によって色に決まりはなく、様々な色のものがあります。

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実は、この装束、神事によって着る物が違うんです。

一般的によく着られるものは「常装」といって

ご祈祷、月ごとの恒例祭、地鎮祭など着ます。

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白衣、袴をつけ狩衣を纏います。

これは現代の服装で例えるならジャケットのようなもの。

平安時代の貴族の日常着として着られていました。

 

 

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また特に清浄を必要とする祭の時には、身分に関係なく

無紋の白狩衣を身につけます。

基本的に形は同じですが

これを「浄衣」(じょうえ)といいます。

大祓式などでは、白袴➕白狩衣➕鳥帽子(えぼし)を身につけます。

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そして、「正装」があります。

現代で例えればモーニングのようなものです。

これは例大祭などの大祭のときに着ます。

袴➕袍(ほう)➕冠を身につけます。

袍の色は神職の階級によって色が違います。

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こちらは伊勢神宮の式年遷宮の写真をお借りしています。

祭主は黒田静香さんです。

NEWS47

 

神道の世界では、装束は必要不可欠なものです。

ご神前に向かう上で装束は神職にとって大切なもの。

身につけることで、自身を正し清浄な気持ちになる。

いわば、戦闘服?のようなもの•••戦うわけではないですが(笑)

 

神社へご参拝するときは、ぜひ装束を身にまとった神職さん達を

見てみてください(^_^)

きっとその表情は清々しく神に奉仕する引き締まった真剣な

お顔になっていると思いますよ(^_^)

 

 

 

 

 

 

 


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